正倉院宝物をモチーフにした新柄3種 「万年毛筆 蒔絵物語」
日本が誇る伝統工芸である蒔絵を現代技術と職人の手によって表現した軸が特徴の万年毛筆です。蒔絵独特の色彩と艶やかさをお届けします。今回の図案はすべて正倉院の宝物からモチーフを選定した格別に艶やかなデザインです。古さを感じさせないモダンで愛らしい鳥たちの図案が現代人の感性にもフィットします!
春色萬里(しゅんしょくばんり)
正倉院南倉に所蔵されている「紺夾纈絁几褥(こんきょうけちあしぎぬのきじょく)」からモチーフを選定しています。これは仏前に供える供物などを乗せる敷物で、夾纈と呼ばれる技法で染めた敷物です。蓮華風の花座の上で相対する水鳥を満開の豊麗な花樹の下に配置したもので、文様の精密さ、配色の鮮やかさ、花葉の先のぼかしにみられる技法の巧さを、華やかな蒔絵で再現しました。>>>>>>>ご購入はこちら
鳥歌花舞(ちょうかかぶ)
正倉院南倉に所蔵されている「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」からモチーフを選定しています。これは五面伝わる四弦琵琶のひとつで、紫檀・象牙などを用いた木画によって華麗に装飾されたものです。花綬をくわえるオシドリを中心に、ヤツガラやカモなどの鳥文を配置したもので、大きく広げたオシドリの羽や、花綬の絶妙な色使いを、史料に基づき、鮮やかな蒔絵で再現しています。>>>>>>>ご購入はこちら
含綬鳥(がんじゅちょう)
正倉院北倉に所蔵されている「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」からモチーフを選定しています。これは染め象牙のものさしで、春分の時期に度量衡を正し、ひいては行いを正す意味合いでものさしを贈答する儀礼に使われたもので表裏に装飾性の高い文様が配されています。含綬鳥とは、綬帯(リボン)をくわえた鳥で、花座や、羽を広げた双鳥の美しさを華やかな蒔絵で再現しています。>>>>>>>ご購入はこちら
本格的な書き味の「万年毛筆 蒔絵物語」
「万年毛筆 蒔絵物語」には、鼬いたち毛(※注)と変わらぬ性質を持つ、ポリエステル毛材を使用しています。上質な毛筆の書き心地をお楽しみいただけます。