墨屋として創業後、筆ぺんをはじめ、様々なアート&クラフト用品を世に送り出してきた呉竹。高品質で使いやすい商品の数々は、イラストの制作にも大活躍!なんと、 漫画家の先生方にも愛用されていることをご存知でしたか?
今回は漫画イラストにおすすめの呉竹のペン について、漫画家やアーティストの先生のSNS 投稿を交えてご紹介いたします! 文字を書くだけではない、呉竹のペンの魅力を発見していただければ幸いです。
おすすめ商品その① ZIG Cartoonist MANGAKA
●どんなペン?
線描きならおまかせ!イラストの輪郭線、文字書き等に最適なマーカーです。ミリペンタイプは003~08の7種類、筆ぺんタイプは Fine と Medium の2種類があります。耐水性、耐アルコール性に優れているため、線の上から水性マーカー、アルコールマーカーを使ってもにじみません。
また、消しゴム等の擦れに強く、擦ってもはっきりと色が残ります。
社内ではMANGAKAで書いた筆記線に消しゴムをかける検証を実施しており、20往復しても色が薄くなっていないのがわかります。
さらに耐久性に優れた芯先で、強い筆圧をかけても芯先がつぶれにくいため、筆圧が強い方にもおすすめ!
こちらの特長をご紹介して、2020年1月に呉竹公式 (@kuretakejapan) が 1.7万いいねを獲得して”バズった”こともありました。
●MANGAKA をご愛用いただいている漫画家の先生は…
羽海野 チカ先生
代表作:『ハチミツとクローバー』、『3月のライオン』など
芯先の細さと擦れにくさをご評価いただきました!
原稿仕上げ大詰めの緊張感の中、このペンが先生のお手元で作業をサポートしていたようです 。
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おすすめ商品その② 筆ごこち
●どんなペン?
しなやか筆タイプの芯先が特長のサインペンです。
なんといっても愛されているのが、この芯先の扱いやすさ。
「普段使い慣れていない、筆や穂先の長い筆ぺんでは書きにくい…でも強弱にメリハリのついたいい感じの文字や線が書きたい!」という方にもってこいです。
味わいのある線が引け、コントロール性が高いことから、イラストのベタ塗りや線描きにもおすすめ。
●筆ごこちをご愛用いただいている漫画家の先生は…
鈴木小波 先生
代表作:『ホクサイと飯さえあれば』、『燐寸少女』、『 神食の料理人 』など
「大好き」とのコメント!ダイナミックなイラストがカッコいいです。山のように置かれた筆ごこちからも愛を感じますね。
また、鈴木先生より筆ごこちのご感想コメントをいただきました。
「筆ペンとは思えない絶妙な硬さと柔らかさで、なめらかな線を引くこともそうですが、いい感じに余白を残せるベタを作ることができるのが気に入っています。自分はベタ作業はほぼ筆ごこちを愛用しています。」
芯先の絶妙な硬さとコントロール性をご評価いただきました。
ベタ作業はほぼ筆ごこちとのこと!嬉しいお声、ありがとうございます。
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こちらのご作品については、鈴木先生の YouTube チャンネルで制作風景を見ることができます。
筆ごこち1本で、様々な表情の線が生み出されていく様子が圧巻です!
ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめ商品その③ くれ竹筆ぺん 二本立かぶら(55号)
●どんなペン?
1980年の発売から40年以上にもなるロングセラー商品!
柔らかな書き味の太字(軟筆)+繊細なタッチの細字(硬筆) で一本二役が可能です。線描き用の硬筆芯、塗りつぶし用の軟筆芯と一本だけでメリハリのあるイラストが描けるとっても便利な筆ぺんです。
1本で細い線も太い線も。
55号の軟筆芯は「キュキュ」という独特な音がするのも特長。この音をならないようにしようと検討したこともあったようなのですが、書き心地や、芯の程よい硬さなどにこれでもかとこだわった結果、やっぱりこの「キュキュ」となる芯に戻ってきたというエピソードもあります。癖になる描き心地でイラスト制作が楽しくなること間違いなしですね。
●55号をご愛用いただいている漫画家の先生は…
橘オレコ 先生
代表作:『プロミス・シンデレラ』、『 #バツイチアラサー女子と男子高校生 』 など
アナログ原稿の作成にご使用いただいていました。線の美しさに見とれてしまいます…!
また、橘先生より55号のご感想コメントをいただきました。
「筆先が柔らかすぎず細かい箇所も塗りやすい上に、ベタ塗りなども可能ですし幅広く使えるので、一本あれば余計なペンを買わなくて済みます。」
特長である一本二役を喜んでいただけているようです!嬉しいお声、ありがとうございます。
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番外編:海外のイラストレーターにも愛されている呉竹のペン!
その① 美文字筆ぺん
“だるま軸の毛筆”をイメージした、手にやさしいグリップ付き筆ぺんです。日本国内では文字を書く用途のペンとして捉えられがちですが、実はこちらの商品、海外のユーザーの間ではイラストの線描き用 のペンとして人気が高いことをご存知でしたか? Instagramで#kuretakebimoji や #kuretakebimojibrushpen で検索すると、いろいろな作例が見られて面白いですよ 。
●美文字筆ぺんをご愛用いただいている海外アーティストは…
Bryce Kho
アメリカ合衆国カリフォルニア州在住のフリーランスイラストレーター。
硬筆のタッチを生かした線の質感が素敵! Bryceさんは美文字筆ぺんをはじめ、顔彩耽美やZIGクリーンカラー リアルブラッシュなど呉竹の製品をよく使ってくれています。
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その② 筆携!サインペン
硬めの芯先が書きやすい、なめらかな書き心地の筆ぺんタッチのサインペンです。
乾くと水に流れにくい水性顔料インクなので、アウトラインを描いた後、上から絵の具やアルコールベースのマーカーで着色してもにじみません。塗りムラが少なく、色紙などにも使いやすいことから 、イラスト制作の場面でもご好評をいただいている商品です。極細・細字・中字・ツイン(細字+中字)の4種展開で、こちらも好きな細さを選んでいただけます。
●筆携!サインペンをご愛用いただいている海外アーティストは…
Peter Han
アメリカ合衆国カリフォルニア州在住の フリーランス イラストレーター。
細部まで描き込まれたメカニックデザインがカッコいい!1本で細い線から影の塗りつぶしまでメリハリの効いた表現がしやすいのも、筆ぺんの特長ですね。
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おわりに
漫画やイラスト制作におすすめの呉竹のペンを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? プロ・アマチュア問わず、楽しくイラストを描きたい!という場面で呉竹のペンや筆ぺんがお役に立てるのではないかと思います。「イラストや漫画を描き始めてみようかな」「憧れの漫画家の先生みたいに描いてみたい…!」というその第一歩を、呉竹のペンたちが後押しできれば幸いです。