説明
一千数百年という悠久の歴史を背景に、呉竹が今日の粋を記録に留めたいという願いを込めて練り上げた墨匠畢生の作でございます。
繊細にて微妙なる墨色の妙とその形を、ご自身の手でお確かめください。
モチーフ:正倉院宝物 緑牙撥鏤尺
象牙を紺色に染め、刀の先を跳ね上げるように彫る技法を用いて装飾されたものさし。区画が設けられた中に唐花文と鳥獣文が交互に配されており、赤と黄色の彩色が施されています。
このものさしの一部を今回墨の題材としました。
尺の側面には雲気文が表されており、墨の側面にも文様を施すことで忠実に再現しました。
濃墨にすると紫味を帯びた格調高い黒を呈し、淡墨では茶紫系の澄んだ美しい滲みとなります。
【製品情報】7.0丁型、油煙墨。
試墨1丁付き。
桐箱サイズ W109×H39×D243mm
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