手帳におすすめ!呉竹のカラーペン徹底比較!

皆さん、今年の手帳はもう購入されましたか?流行りのバレットジャーナルにチャレンジしてみたい、いつもは味気ない手帳をカラフルに彩りたい、一日の出来事をイラストにして残したい…と様々思いを巡らせている方も多いことでしょう。
しかし、手帳は手帳自体を薄く、軽量化するために大変薄い紙が使われていることがほとんど…。毎日書く手帳だから、裏抜けしにくいペンを知りたい!そんな声にお応えして、今回呉竹のカラーペンのラインナップを徹底比較しました!ぜひ、あなたのお気に入りの1本を見つけてください。

水性染料・水性顔料・油性インキの違い

一般的な「ペン」のインキは3種類。油性インキといえば何にでも書けるペン、水性インキは紙に書くペン…のようなイメージはあると思います。しかし、「染料」「顔料」といわれるとご存じない方も多いはず。この3種のインキの違いを見てみましょう。

水性染料インキ

水(溶媒)に染料(着色剤)が溶けている。
発色が鮮やかで、透明感がある。
混色しても濁りにくい。
耐水性や耐光性は弱めのものが多い。

水性顔料インキ

水(溶媒)に顔料(着色剤)が分散している。(溶けていない)
混色すると濁りやすい。
比較的、耐光性・耐水性に優れる。

油性(染料)インキ

混色可能だが、裏抜けしやすい。
耐水性は比較的良いが耐光性はやや弱い。

薄い紙である手帳には裏抜けする油性インキよりも水性染料か、顔料のペンが適しています。

ペンの形状について

また、水性染料・水性顔料のペンの中でも様々な芯先・形状のペンがあります。

【毛筆】
毛筆は毛を束にして作られており、筆の穂先の感覚にもっとも近く、線の抑揚を表現しやすい形状です。

【軟筆】
軟筆は、芯先がスポンジのようで、1本にまとまっています。芯先にやや弾力があり、線の強弱をつけやすく、毛筆に不慣れな方でも扱いやすい形状です。

【硬筆】
硬筆は芯先がやや硬く、ペン感覚でお使いいただけるので、毛筆が苦手な方にもおすすめです。

水性染料・水性顔料 裏移り比較検証

①比較に使用する紙
今回比較に使用する紙は、皆さん一度は店頭で目にしたことがあるであろうメジャーな4種類の手帳と、コピー用紙です。

②比較するペン
油性インキは裏抜けしやすいため、今回は水性染料と水性顔料のインキのみを比較します。

呉竹の数あるカラーペンの中から、11種を選抜しました。その顔ぶれは以下の通りです。

(1) ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ  本体価格:200円(税抜)


※蛍光色は水性顔料インキ
毛筆タイプのカラー筆ぺん。イラストやデザイン、漫画など幅広い用途に使えます。
毛筆だから細描き、ベタ塗り自由自在!

(2) ZIG クリーンカラー FB  本体価格:150円(税抜)


色塗りしやすい軟筆タイプのカラー筆ぺん。手に取りやすい価格で初心者におすすめです。マンガやイラストなどに使えます。

(3) ZIG アート&グラフィック ツイン  本体価格:250円(税抜)


しなやかな軟筆でダイナミックなイラストを描きたい方へお勧め。イラストの色塗りも線書きもこれ一本。デザイン、イラスト、スタンプやカードメイキングに最適な軟筆と0.8mmの細芯のツインタイプマーカーです。

(4)ZIG アート&グラフィック ツイン RB+F  本体価格:350円(税抜)



デザイン、イラスト、スケッチやカードメイキングに最適な毛筆と0.8mmの細芯のツインタイプマーカーです。
グラデーションや混色、ぼかしなど様々な表現が可能です。利きの良い毛筆の穂先は、より細やかで繊細な美しい作品におすすめです。

(5)ZIG クリーンカラーf  本体価格:100円(税抜)


※蛍光色は水性顔料インキ
ツインタイプのマーカーなので、細かい文字書きにもスケジュールの強調にも大活躍。ペンポーチに入るコンパクトサイズなので持ち歩きにも便利。色数が豊富なので、スケジュールの内容ごとに色を変えたり、好きな色でまとめたりと自由に楽しめます。

(6)ZIG クリーンカラーf メタリック  本体価格:150円(税抜)


きらめくメタリックカラーで写真や濃い色のペーパーにもきれいに発色します。大人っぽいメタリック色は目を引くので目立たせたいところにワンポイントとしても。

(7)ZIG クリーンカラーf チョークパステル  本体価格:150円(税抜)


浮き上がるチョークの風合いが楽しい優しいカラー。濃い色のペーパーにもきれいに発色します。

(8)ZIG メモリーシステム ウインク オブ ステラ  本体価格:150円(税抜)


キラキラ輝くラメ入りペン。手紙や日記、スケジュール帳やスクラップブッキングなどに… 。キラキラの文字で特別な日を彩りましょう。

(9) ZIG メモリーシステム ウインク オブ ステラ ブラッシュ  本体価格:380円(税抜)


ラメがたっぷり入ったカラー筆ぺん。文字やイラストがキラキラ光ってノートや手紙のデコレーションに最適。さっと塗るだけで華やかな印象に。本体を押すと、インキ量の調整ができます。

(10) ZIG メモリーシステム ウインク オブ ルナ ブラッシュ  本体価格:450円(税抜)


濃い色の紙にもきれいに輝く、メタリック色のカラー筆ぺん。太めの毛筆の穂先なので、強弱のある線で文字を書いたり、イラストの色塗りにも最適です。年賀状、クリスマスカードの季節には特に大活躍します。本体を押すと、インキ量の調整ができます。

(11) ZIG メモリーシステムライター 本体価格:200円(税抜)


1本で太書き(1.2mm)と細書き(0.5mm)の使い分けができる水性ツインタイプのマーカーです。

※使用環境や筆記方法により結果は変わることがあります。
※お使いの手帳の目立たないところで必ず試し書きしてからご使用ください。

【検証方法】
同じ個所を重ねるように1~5回書いた際の、紙の裏へのインキの抜けを比較しました。

水性染料のペン×紙

コピー用紙ではすべてのペンが裏抜けしてしまいますが手帳の紙は薄く、裏抜けしにくい紙を採用されているのでしょう、唯一、手帳Bがうっすら抜けてしまっていますが、ほとんどの手帳ですべての筆記線が抜けることはありませんでした。
また、手帳Bにおいても (1)リアルブラッシュ、(2)クリーンカラーFB、(4)アート&グラフィック ツイン RB+Fはほとんど裏抜けしていません。この違いは、主にインキの流量の違いになります。
同じ水性染料インキでも、ペンの構造によってインキの出る量が違います。
軟筆タイプの (3)アート&グラフィック ツインはインキの出る量が多いため、グラデーションしやすく水彩タッチの絵を描くのにはぴったりですが、薄い紙には抜けやすいのです。
水性染料のペンはグラデーション・混色自由自在なので、手帳に絵を書きたいのなら、本格毛筆派・繊細なタッチをお好みの方は(1)リアルブラッシュが、軟筆派の方・イラスト初心者の方は扱いやすい(2)のFBがお勧めです。
(4)アート&グラフィック ツイン RB+Fは毛筆と0.8mm芯のツインタイプなので文字書きもイラストもこれ一本でOK。リアルブラッシュよりさらに利きの良い毛筆は是非お試しいただきたい逸品です。

水性顔料のペン×紙

水性顔料のペンは、ステラブラッシュを除いてほとんど抜けていません!
ステラブラッシュはキラキラのラメ入りのカラー筆ぺんですが、インキ流量が多いこともあり抜けてしまっています。筆ぺんタイプのペンは機構によっては流量が多いものがあるため、比較的抜けやすいと覚えておくとよいですね。
水性顔料のペンは、耐光性に優れるため色あせしにくい特長もあります。耐水性にも優れるため、持ち歩いて普段使いしたい手帳にはぴったりです。

最後に…

いかがだったでしょうか?
絵を描きたいなら水性染料タイプのZIG クリーンカラーリアルブラッシュかZIG クリーンカラーFB、文字を書きたいなら水性顔料のペンが手帳に合うようです。
新年度心機一転、今年こそ、素敵な自分だけの手帳づくりにチャレンジしてみませんか?





        ※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。